「ドン・キホーテ」出演者インタビュー③ “女性ジプシー”出演者
2015.08.04
「ドン・キホーテ全幕」出演者インタビュー!!
第3弾は、”女性ジプシー”で出演差される皆さんにインタビューをさせていただきました!!
スタッフ(以下ス):エンジェルではコンテンポラリークラスを担当していただいている二瓶野枝先生の振付に挑戦している「女性ジプシー」の皆さん。
髪を振り乱し、フロアに滑り込んで行くという振付は他のシーンとは異彩を放っており、エンジェルドンキならではのシーンに なっています。普段はバレリーナの皆さんはどんな思いなのでしょうか!!
ジプシーの皆さん(以下ジ):野枝先生からは「エネルギー出してーーーー!!」と言われています。
ス:エネルギー! いきなり他の配役とは全く違う教えですね(笑)。それってやっぱり難しいですか??
ジ:大変です!ただ踊るだけではなくて、「今何を思って踊ったの?どういう気持ちなの?」という野枝先生からの質問にいつも自問自答して練習しています。
ス:それが結果「エネルギー」になるってことなんですね!
ジ:時には「泣き叫べーー」とか「形にとらわれないで!」という檄が飛びます。
ス:叫ぶ野枝先生が目に浮かびます…♪バレエのお稽古ではなかなか言われないメッセージですよね。
ジ:はい。身体もオフバランス。“下に~下に~“です。
(身体の)ポジションや足の位置を気にしていつもは踊っているのに、今回は形にとらわれないで踊る。
自分を出して踊る。全てがいつもと違って挑戦です!
ス:とても難しいことに挑戦されたのですね~。あざや傷も勲章に見えます!
こうやってお話していると皆さんとっても明るくてかわいい!
踊っている時と表情が全然違いますよね~。ということは、ジプシーになりきって踊っているんですね。
今回の役どころの「女性ジプシーたち」とは、一体どんな女性なんでしょうか。
ジ:子どもを亡くした悲しみを背負いながらも強く生きて行く女性。そしてSEXYな女性たちです。
ス:女の中の女たちですね!
シーンの中では男性ジプシーとの絡みもあり、とても人間臭いシーンになっていて個人的に大好きです。
ジ:そう言っていただけるとうれしいです!
ス:野枝先生と大和先生がタッグを組まれるのは、2011年の「白鳥の湖 全幕」以来。
「エンジェルにはコンテンポラリーの先生もいるからバレエだけではできない世界観を出したい」という大和先生たってのご希望で、今回は女性ジプシーの振付を野枝先生、男性ジプシーの振付を高橋竜太先生というエンジェルオリジナルが実現しました。
最後に、今回観に来てくださる方にメッセージをお願いします。
ジ:決して”つなぎ”ではない大切な1シーンを目指して頑張っています。ぜひバレエではない異質な時間に注目して見てください!
発表会に挑戦する。
それだけでも皆さん尊い挑戦をされていると思いますが、
心や身体をいつもとは違う使い方にコントロールしていく挑戦。
まさに自分自身に挑戦している熱い女性達がここにいました。
ジプシーの皆さんは両日とも出演されます。
エンジェルならではの1シーン。
ぜひご注目ください!
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Angel R Dance Palace 10周年記念発表会
「ドン・キホーテ全幕」
日時:2015年9月21日(月祝) 15:30開場 16:00開演
会場:人見記念講堂(世田谷区太子堂1-7-57 昭和女子大学内)
前売:3500円(自由席)4000円(指定席)
★「ドン・キホーテ全幕」
https://www.angel-r.jp/donki
★チケットのお求めは…
e+(イープラス)からがカンタン!(※自由席のみ)
http://eplus.jp/ → 「AngelDream」で検索
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