【CLASS REPORT Vol.62】 宝満直也先生 コンテンポラリーダンスクラス
2022.11.29
【CLASS REPORT Vol.62】
ゆっくりと体を動かし始め、最終的にコンビネーションへと繋げていくクラス♪
~コンテンポラリーダンス~
今回お邪魔させていただいたのは、11・12月限定でクラスを行ってくださる宝満直也先生のクラス!
バレエからコンテンポラリーと様々なジャンルで振付をなさっている先生の貴重なクラスです。
今までのAngelRでのコンテンポラリークラスとはまた違った内容・雰囲気のクラスをご紹介していきます♪
クラス情報
・クラス / コンテンポラリーダンス
・講師 / 宝満直也先生
・曜日 / 毎週水曜日(11・12月限定)
・時間 / 15:40-17:10
・スタジオ / 表参道2スタジオ
クラスの流れ
アイソレーション&ストレッチ(約45〜50分)→センター(約15分)→コンビネーション(約20分)
《アイソレーション&ストレッチ》
まず立った状態で首をゆっくり動かす動きからスタートします!徐々に首に負荷をかけていき、動けるスペースを広げていきます。その後、鎖骨・溝打ち・腰を基点に体をゆっくり動かしていきます。
次に胸と腰のリリース・コントラクションの動きに入ります。リリース・コントラクションの動き自体は簡単ですが、バレエでは使わない動きなので意外と自分の動かせる可動域が狭いことに驚きました!
その後、四つん這いになりながら胸のリリース・コントラクションをつなげた動きをしていきます。
リリース、コントラクションの際は、動かしやすいように直接身体を触って下さり動きに導いてくださいます!
その後フロアでの動きに入っていきます。
最初に左右に体重移動する動きから始まります。その後、身体の重さを利用して左右に流れる動きに入っていきました。意識的に体を動かすのではなく、自分の身体の重さを利用して動きにつなげていくのでとても楽に身体を動かすことができます。
どの動きもゆっくり時間をかけて行うので、自分の身体と向き合う良い時間になりました!ダンスを踊る際に重要ですが、なかなか丁寧に教えてもらえない、重心移動を体で理解させてくださいます。
《センター》
その後、センターではプリエを2種類を行いました。
1つ目はバレエでも行われるような簡単なプリエ。2つ目はさらに腰を低く落として上半身も動かすプリエなので下半身にとても負荷がかかるものでした。バレエでは使わない筋肉を必要とするものだったので、私は次の日は筋肉痛になりました。
《コンビネーション》
今日やった内容を利用しての動きがメインでコンビネーションが作られていきます。内容自体は短くとてもシンプルな動きで構成されていました。踊っていて、先生の独特な身体の使い方・体重の動かし方がバレエとはまた違い、動けるようになるまでに時間がかかりそうでした。
形の綺麗さではなくて、動きの質感や、方向の意識など先生のこだわり、研究されていることをしっかりと伝えてくださり、先生ご自身の動きの理由や考え方が明確にあり、コンテンポラリーダンスらしいオリジナリティと感じましたし、とてもレベルの高いテクニックと感じました。
前で先生が動きを見せてくれるので、初めての動きも見様見真似で動いてみてもいいかもしれません!なによりいろんな作品を振り付けているからか、動きの説明をしてくださる際の言葉のチョイスも的確でとてもわかりやすく踊りやすかったです!
スタッフのおすすめポイント
リリース、コントラクションの際は、動かしやすいように直接身体を触って下さり動きに導いてくださいます!
今後も限られた回数の中で、毎回違ったテーマでレッスンを行なってくださるみたいなので、単発でも受けやすいと思います!
先生がレッスン中にかけてくださる音楽もスローペースのもので、スタジオ内の空気もゆっくり流れており居心地の良い感じです!ちなみに私が受けた日のコンビネーションの際はマックス・リヒターのゆったりとした曲調の曲が使われていました。カウントは自分の体のタイミングでとっていくため、焦ることなく自分の動きをやりきって、次につなげていく楽しさがありました。
その後の初中級バレエも普段のバレエではしないような動きも多々あって面白いです!
アンシェヌマンも組み合わせが珍しいく、普段のレッスンとはちょっと違う内容で新鮮でおススメです!