~二瓶野枝先生よりドイツ便り~
2015.02.06
こんにちは!
AngelRでコンテンポラリーバレエとコンテンポラリーダンスのクラスを
もたせていただいています、二瓶野枝です^ ^
私は今、文化庁新進芸術家海外研修制度で研修員としてドイツに居ます!
フランクフルトにあるThe Forsythe Companyで研修しています。
元フランクフルトバレエ団です。
ダンサーの大半がフランクフルトバレエからのメンバー。
芸術監督は世界のウィリアム・フォーサイスです。
私がコンテンポラリーダンスを知ったり、始めた頃からフォーサイスの名前はよく聞いていて、
コンテンポラリーダンスにのめり込み出した頃に日本人ダンサーがフォーサイスの
カンパニーに入った、と聞き、雑誌などで見て、「なんだこれ!凄い!」
と思ったのを今でも覚えています。
そして、Youtubeが当たり前に見れるようになった頃、Youtubeで彼の作品を見て、
虜に。同時にNDTも虜になりましたけどね!
これは、フランクフルトバレエ団だった頃の(10年前位?)の映像です。
今でも、ここにいるメンバーもカンパニーに居ます^ ^
有名なのは、in the middleという作品で、今でも色々なバレエカンパニーで踊られています。
映像を見て凄い!と思っていましたが、実物はもっともっーと凄かった!
もうもう、贅沢な時間をフォーサイスカンパニーで過ごしています。
最近の作品は、もっと今、この瞬間の空気感を大切にする作品です。
今!を捉えるダンサーたちの感覚の鋭さが半端ないのです。
今の自分の体、相手の体、呼吸、動き、そこにあるもの、なんでを彼らの好奇心をそそり、
素晴らしく料理されていくのです。
そして、彼らは、ダンスというダンス、なんてもこなせるダンサーたち。
バレエはとにかく素晴らしい!朝のクラスは今はバレエなのですが、
もう、それぞれ美しいしすごいし、のびのびと自分らしくバレエも踊るので、
バレエに超個性が出るわけです。
そして、ヒップホップ、ジャズ、タップ、モダン、なんでも出来ちゃうんです。
とっても楽しそうに踊って、それがまたとーってもかっこいい。
そして、みんなとーーーーっても優しい。
人間性も素晴らしい。
詳しくは次のお便りで!
本日、これから、フォーサイスカンパニー「Yes we can’t」の舞台の初日を迎えます!