『眠れる森の美女』出演者インタビュー④ 宝石(ダイヤモンド)
2017.10.22
オーロラ姫とデジレ王子の結婚式では、様々なキャラクターが登場します。その中でダイヤモンド、ゴールド、ルビー、サファイアといった宝石の妖精たちの踊りが披露されます。
豪華な衣裳に身を包み、高度なテクニック満載の踊りを披露してくださる宝石のダイヤモンドを演じる成川さんと浅見さんにインタビューさせていただきました!
スタッフ(以下ス):「宝石」の踊りは個人的には大好きなシーンです! どんなところが楽しく、そして難しいですか?
成川:やはり名前の通りキラキラとした存在で、オーロラ姫の結婚を華やかにする役目だと思っています。私は踊りがギラギラしないように心掛けています(笑)。
浅見:難しいところは、花嫁であるオーロラ姫はもちろんのこと、宮殿に集まった人々の装いにはきっと宝石が沢山あしらわれていると思うので、場がより華やかになるように心からキラキラして踊らなくちゃいけないと思うのですが…そこが難しいですね。大人になって失ったものが多すぎる気がして「キラキラできるかな?(笑)」という感じもありますが、音も振りも速く、毎回息切れしながらも沢山動けるところはとても楽しいです!
ス:確かに、配役名が「宝石!」ってすごい名前ですよね。ダイヤモンド、ゴールド、ルビー、サファイア。輝き方は違えど、同じシーンを踊る4人で息を合わせるために努力していることはありますか?
成川:私は人と合わせるのが非常に苦手なので、これは常に課題です。リハーサル以外の時間にも、疑問点があればメンバー間で確認するようにしています!
浅見:先生もリハーサル中仰っていますが、鏡を頼りに合わせないことです。鏡があるとつい見てしまいますが、どんな場所でもいつも同じ距離を保てるように、呼吸を感じながら感覚で覚えるようにしています。
ス:前回もソリストを演じ、多くの方の中で踊ることを経験されている成川さん。発表会に出て「楽しい!」と思うことは何ですか?
成川:やはり普段はあまりお会いしない方と、お話できたり踊れたりすることはとても楽しいです! Angel Rの発表会はセットやゲストも本当に豪華なので、とても気分良く踊れます!
ス:ありがとうございます! 浅見さんはAngel Rの舞台では小品集の舞台にご出演いただいていますが、今回は全幕。全幕の見所ってどんな点だと思いますか?
浅見:バレエが“総合芸術”だと体感できるところです。音楽や衣装、舞台装置、照明、ダンサー。本当に沢山の方々が関わって成り立つんだなぁと思います。そこもぜひ味わって貰えたら。
私自身久しぶりの全幕なのでドキドキしていますが、頂いた機会を無駄にしないように踊りきりたいです!
宝石の踊りは第三幕に登場します。
華やかでとても楽しいシーンです。それぞれの個性溢れる輝きをどうぞお楽しみに!
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