『眠れる森の美女』出演者インタビュー① リラの精!!
2017.10.17
Angel Dream2017『眠れる森の美女〜Sleeping Beauty〜全幕』出演者へのインタビューをご紹介します!!
トップバッターでの登場は、リラの精を演じるお二人!
カラボスの策略によってオーロラ姫が針に刺されて倒れた時に、「オーロラ姫は死ぬのではなく100年間の長い眠りにつき、本物の愛によって目覚める」と有名な宣言するのがリラの精です。悪役カラボスとは正反対に描かれる、『眠れる森の美女』の中でも欠かせないキャラクターです。
ダブルキャストで演じるお二人にインタビューしました!
スタッフ(以下ス):リラの精は“善の精”として描かれ、ストーリーを進めていく大事なキャラクターとして登場回数も多いです。演じるにあたり、大変な点や楽しい点はどんなところですか?
島田:リラの精はとにかく楽しいです!
踊っていて楽しいということもありますが、すべての幕に関われることがとても嬉しいです。全幕を通してリハーサルに携わりながら、自分がどうリラの精を演じたらいいのかを考えると楽しくてたまりません!
リラの精にはただ踊るだけではなく、マイムもたくさん出てきます。マイムは全幕ならではのものだと思いますし、「観ている人達にちゃんと伝わるように」と考えながら踊りの中で会話ができるところも楽しいポイントです。
大脇:リラの精を踊るのは初めてです。善の象徴であるリラは、単に笑顔とか優しさだけではなく、カラボスという悪の象徴にも立ち向かう凛とした強さも必要です。それをどのように表現するかが難しいと感じています。
今回は初めてマイムにも挑戦しています。マイムは、普段のお稽古では練習する機会がないので戸惑うことも多く、正直かなり苦しみました(笑)。
先生方にたくさん教えていただき、相手との会話や物語の中に入り込む感覚など、楽しさが少しずつ分かるようになってきた気がします。
リラの精を演じる島田亜紀さん(11/3出演)
リラの精を演じる大脇裕子さん(11/4出演)
ス:ただ踊ればいいというだけでなく、観客に意味や状況を伝えていかなければいけない役目なんですね! いろいろなことを考えながら踊られていることがよくわかりました。
島田:リハーサル時には不安になることもありましたが、大和先生にも「今の力を出し切ってくださいね」と声をかけていただき、一回一回のリハーサルから、そして最後の本番まで気持ちをしっかり込めて”丁寧に”踊りたいと思います。
ス:今回の『眠れる森の美女』の見どころはどこでしょうか?
大脇:Angel Rの発表会には4回目の出演になりますが、今回の発表会も大変多くの方が出演します。
リラの精は全幕に出ているので、リハーサルで全ての方の練習風景を拝見しています。OL、主婦、学生など、様々な立場の方がこれだけの人数集まって一つのことに向かって力を結集させるって、本当に素晴らしいなと感じています。お客様には、その出演者全員の熱意を見どころとして感じていただけると幸いです。
今回の発表会は総勢120名が出演する、バレエの中でも大変大きな舞台です。
全出演者との壮大な物語を進行させ、リラの精を演じ踊るお二人のステージを楽しみにしています!
過去のインタビューやリハーサルの裏側がこちらでご覧いただけます!↓
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