DAIFUKU blog 連載 『DAIFUKU vol.1への道』①巨大な円形劇場と360度バレエ
2016.10.20
ROYAL ALBERT HALL
DAIFUKUvol.1構想への道
イギリスロンドンにあるアルバートホール。
世界中の名だたるアーティストたちがライブを行うロンドンの由緒ある劇場。
ここでイングリッシュ・ナショナル・バレエ団が上演している「白鳥の湖」はご存知ですか?
故ダイアナ妃も観劇され、多くのファンが集まるこの演目。
「Swan Lake in the Round 」とも呼ばれており、通常は観客席にあたる円形のアリーナ部分を舞台にし、その周りをぐるりと観客が囲みます。
「小さな4羽の白鳥」はなんと2組で。
「オディール」のフェッテは回転の中で方向が変わっていきます。
パドゥドゥの肝心なところが私の席からは後ろ向きだったり。
後ろに移動しながら踊っているシーンも多数。
と、表と裏があるのがクラシックバレエという定義が根底から覆されたバレエなのです!
アリーナ部分がとにかく広く、白鳥たちはなんと60羽出てきます。
湖のシーンはドライアイスの演出が幻想的で円形劇場がまるで本物の湖のよう…
もちろん音楽はオーケストラによる生演奏。
ヨーロッパならではの重厚感ある色あいの衣装が並びまるで美しい万華鏡を覗いているようでした。
筆者も大和先生と時同じくしてこの舞台を観劇することができ、
感動と興奮を胸に帰国したのです。
「万華鏡を覗いているみたいなバレエ…」
こんなつぶやきを重ねていたら
あったのです!
ワクワクを叶えられそうな場所が!
そう!
THE HALL YOKOHAMA!!
「ここで万華鏡のようなバレエを作ってみよう。」
大和先生とのこの会話が【DAIFUKU】の第一歩となったのです。