【オーディションに向けて読みたい!】Angel Dream 2023『トリプル・ビル』インタビュー 第1弾!
2022.08.03
皆様、来年のAngel Dreamに向けてのオーディション情報はもうご覧いただけたでしょうか?
Angel Dreamならではの “オーディションがある”というだけで緊張するのに、振付の先生やオーディションのレッスンティーチャーが“はじめまして”の先生だともっと不安になるもの。 「オーディションってどんな感じ?」「リハーサルってどんな雰囲気で進むの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。
そこで、少しでも安心してご参加いただけるよう、まずは『くるみ割り人形』の振付や指導に関わって下さる3名の先生方へのインタビューを企画しました!!
バレエといえば、の「くるみ割り人形」ですが、改めて知りたい作品としての魅力、そして出演することの魅力とは…?!
Angel Rの中でも舞台へのアツい情熱と愛情をお持ちの先生方のメッセージを、ぜひ受け取ってください…♪
高尾恭代先生にインタビュー!
高尾恭代 先生
コールドオーディションの講師、スペイン・アラブの指導を担当していただきます♪
Q. Angel Dream ってどんな舞台ですか?また、Angelの舞台の良さを教えてください!
これだけ多くのバレエ経験・年齢が様々なダンサーたちが集まって、一つの舞台、作品を一緒に作り上げること。
これは、Angel Dreamならではだと思います!
Q. オーディションには、どのような心構えで臨めば良いでしょうか?
オーディションでは、舞台に出演するためのダンサーを選ぶので、まず観客(審査員)に見られている意識があるか。先生が伝えようとしていることを、キャッチしようとしているか。また、その姿勢が大切だと思います。
ただ、オーディションの日に突然できることではないので、まずは普段のレッスンでもその点を意識すると、だんだん踊りも変わってくるのではないでしょうか。
本馬亜紗花先生にインタビュー!
本馬亜紗花 先生
ソリストオーディションの講師、花のワルツ・トレパックを担当していただきます♪
Q. くるみ割り人形に関する思い出や、エピソードがあれば教えて下さい!
所属していたカンパニーでは、クララを始め、ほとんどの役をやらせていただきました!
毎年公演数の多い演目だったので、本当に様々なエピソードがあります。(笑)
Q. 今回のような幕物に出ることで、どのような経験が得られると思いますか?
幕物の場合、各々役柄を演じることで、作品の一部になり、観客に何かを伝えなければいけません。
それは一人で舞台に立つだけでは感じられないところかなと思います。
レッスンは先生から注意等を受け取ることが多いですが、舞台に立つということは、自分から観客に発信しなければいけないですよね。それは舞台に立った人しか経験できないのではないでしょうか。
Q. 今回はトレパック、そして花のワルツを担当していただきます。コールドバレエから学べること、楽しさは何ですか?
コールドとは、「後ろに立つ人」ではなく、「そこの場面の空気を作る人達」。
コールドが際立てば舞台がより際立つ、とても重要なポジションだと思います。その一体感が、人を感動させるのではないでしょうか。
Q. 今回初めてAngel Dreamに携わってくださいます。ずばり意気込みを教えて下さい!
Angel Dreamは、先生方が妥協なく一人一人に向き合ってくださり、その人の極限まで持ち上げて下さる舞台だと思っています。大人の発表会のクオリティを超えて素晴らしい経験が出来る場所なので、この舞台の一員になることが出来るのをとても嬉しく思っています。私も生徒さんと一緒に経験を積み重ねて行きたいです!
大和雅美先生にインタビュー!
<演出>
大和雅美先生
全体の演出、主役・雪の精・中国・葦笛の指導を担当していただきます!
Q.Angel Dreamでは、配役がオーディションで決定されます。オーディションではどんなポイントを見ていますか?
幕物は既に役柄が決まってしまっているので、技術的なレベルはもちろんですが、役の特徴に合っているか? 役柄に合った表現が出来そうか? など、役柄と照らし合わせて考えています。
あとは、やはりクラスの中でも音楽を表現している人、「踊って」いる人は目を惹きますね。
そしてリハーサルは集団で行うものなので、特にコールドに関しては協調性があり、クラシックの基礎ができていることも大事だと思います。
Q.今回のような幕物に出ることで、どのような経験が得られると思いますか?
幕物では、何より舞台に乗っている全員がその場面に必要で、作品の一員であるということ。
そして色々な人とリハーサルをするということも、1人だけで踊るときと違うものを感じられると思います。
今回のくるみはディベルティスマンも多いけれど、やはり大きい作品(物語)の一部、ということが味わえるのではないかなと思います。
Q.どんな方に出演してほしいですか?
殻を破って自分を発揮してみたい、自分自身の可能性をもっと見たい!挑戦したい!と思っている人。
そして何よりも、意欲と集中力があり、「踊りたい」という意思が強い人!
これまでAngel Dreamに出たことのない方も、是非!お待ちしています。
先生方のお話を聞きながら、改めてAngel Dream に向ける先生方の舞台に対する熱意、ダンサーに向き合う真剣さを感じさせられたような気がしました。
Angel Dreamという舞台は、先生はもちろん、舞台スタッフ、スタジオ全体で作りあげる舞台であり、まさに総合芸術。普段のレッスンだけでは得ることのできない経験であり、きっとご自分の思うよりもはるかにレベルアップできるチャンスです。
「その舞台の一員になりたい」と感じた方は是非ご応募ください。お待ちしております!!
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